投稿フォーム

※ お名前とメッセージは必須入力です。
  件名を入力しない場合は「無題」と表示されます。

記事表示

いろは歌 三月十五日 - 松岡真暢

2024/03/17 (Sun) 16:18:21
弥生三月     十五日
巣立て僕らは   別れあり
まみえきと居る  ものゆゑを
汝胸揃え     押せ否め


やよひさんげつ  じふごにち
すだてぼくらは  わかれあり
まみえきとゐる  ものゆゑを
うぬむねそろへ  おせいなめ

卒業式の歌にしてみました。

Re: いろは歌 三月十五日 - 中村菜花群

2024/03/19 (Tue) 09:09:15
歌の後半部分の意味がよく分からないなぁと感じました。

「まみえき」とは、誰が、誰に、お目にかかったのか。
「ものゆゑを」は「~けれども」の意味でよいのか。
「押せ否め」とは誰に対する命令なのか(「汝」とは誰のことか)。また、具体的に何を「押す」「否む」のか。
それについていろいろと考えを巡らせました。

《君たち後輩は「先輩方にお目にかかれて光栄でした」と緊張しているようだが、もっと胸を張って、自分の信念を押し通し、受け入れられないものははっきり拒否するだけの気概を持ってほしい》

……という意味でよいのでしょうか?

上記はあくまでも私なりの解釈にすぎません。
むしろ、違う解釈を聞かせていただければありがたいです。
(たとえば、この歌を〝卒業生同士の励まし合い〟あるいは〝自分自身への問い掛け〟と捉えることもできますよね?)

記事表示

回文俳句 彗翔作 - 松岡真暢

2024/03/16 (Sat) 11:02:07
釘煮危機 君のみ飲みき 利きに利く


くぎにきき きみのみのみき ききにきく



地元の魚の棚商店街でも、イカナゴが高すぎて買えませんでした。

Re: 回文俳句 彗翔作 - 中村菜花群

2024/03/17 (Sun) 14:02:44
これは、高価な「釘煮」に懐の「危機」を感じている自分と、気分良く酔っている「君」との対比の図ですね。
「君」の呑気さが伝わって来るようです。

「危機」と「利き」も掛詞ですよね。

記事表示

回文俳句 彗翔作 - 松岡真暢

2024/03/12 (Tue) 07:31:02
春過ぎて 懐きて絆 適するは

はるすぎて ナツきてきづな てきするは

Re: 回文俳句 彗翔作 - 中村菜花群

2024/03/12 (Tue) 12:10:31
一読して「適するは」がぴんと来ませんでしたが、これは「程良い具合になる」というような意味でよいのでしょうか。

新学期(あるいは新しい職場)になってしばらく経ち、ようやく各々がその場に馴染み、信頼感も生まれ始め、ちょうど良い人間関係になってきた、というイメージですね?

Re: 追記 - 中村菜花群

2024/03/12 (Tue) 12:20:16
あとで気がついたのですが……!
「懐きて」は、「夏来て」と掛詞になっているわけですね?

記事表示

回文俳句 彗翔作 - 松岡真暢

2024/03/08 (Fri) 10:12:27
リモコンで テレビしびれて てんこ盛り

リモコンで テレビしびれて てんこもり



Re: 回文俳句 彗翔作 - 中村菜花群

2024/03/09 (Sat) 07:50:32
「テレビしびれて」の語句を見た時、テレビがショートして感電したのかと、一瞬そう思いました(笑)。

これは、素晴らしい番組がいっぱいあって、心を奪われうっとりする、の意ですね。
「リモコン」と「てんこ盛り」の語が韻を踏んでいて(回文なので当然かもしれませんが)、面白い響きだと思いました。

記事表示

先週の俳句について - 松岡真暢

2024/03/06 (Wed) 03:15:18
『と】についてですが、読み手に判断をゆだねるつもりで、作りました。どちらの解釈でも、良いと思います。

Re: 先週の俳句について - 中村菜花群

2024/03/06 (Wed) 13:03:06
お答えありがとうございました。

忙しい、忙しいと思いながら慌ただしく過ぎてゆく、そんな年度末にふさわしい句ですね。

記事表示

昨日の俳句について - 松岡真暢

2024/03/01 (Fri) 21:57:50
ご推察通り、忙しすぎるという意味で使いました。

Re: 昨日の俳句について - 中村菜花群

2024/03/02 (Sat) 07:15:23
お答えありがとうございます。

もう一点お聞きしたいのが、「年月と」の部分の助詞「と」の意味です。

これは、「見る」という動作の対象を【並立】的に示したもの、つまり「年月と暦とを見る」という考え方が一つ。
もう一つは、どのように「見る」かという動作の【内容】を示したもの、つまり「年月として見る(年月とはそういうものだと理解して見る)」という考え方です。

以上、二つの解釈が可能だと思いますが、【並立】か【内容】か、表現の意図はどちらでしょうか……?
(考えだすと、いろいろ面白いです!)

記事表示

回文俳句 彗翔作 - 松岡真暢

2024/02/27 (Tue) 19:17:20
年月と 見よこの暦 どぎつしと

としつきと みよこのこよみ どぎつしと

どぎつし という口語を入れたのは、どうかと思います。

Re: 回文俳句 彗翔作 - 中村菜花群

2024/02/29 (Thu) 11:13:16
「どぎつし」という口語そのものには、私はさほど違和感を感じませんでした。

「どぎつし」の意味内容のほうに、かなり頭をひねりました。
これは、日程が詰まりすぎてかなり苦労する、というような意味でよいのでしょうか?

あるいは、暦に添えられた絵や写真が派手すぎる、というようなイメージも含んでいるとか?

「年月」の語と対応して考えると、やはり「忙しすぎてかなりきつい」意でしょうか?

記事表示

回文短歌 彗翔作 松岡真暢 - 松岡真暢

2024/02/22 (Thu) 20:24:20
肉たぎる 出汁付けうどん メロンパン
路面凍結  したる北国

にくたぎる だしつけうどん メロンパン
ろめんとうけつ したるきたぐに


上の句と下の句で、がらりと変わる歌にしてみました。

Re: 回文短歌 彗翔作 松岡真暢 - 中村菜花群

2024/02/22 (Thu) 21:01:37
好いですね!

「肉たぎる」がいかにも美味しそうに感じます。
急に「メロンパン」が出て来るのは意外ですが、それもご愛嬌でしょう。
私はこういう食べ物ネタが大好きです。

上句の食物と、下句の風景描写との対比も見事です。
寒い地域で食べる「うどん」はまた格別でしょうね!

記事表示

回文短歌 彗翔作 松岡真暢 - 松岡真暢

2024/02/17 (Sat) 08:57:17
花ばかり なかなか父母に 如月ら 
咲き匂ふかな かなりが花は

はなばかり なかなかふぼに きさらぎら 
さきにほふかな かなりがはなは

第二句に少し問題があると、思います。

Re: 回文短歌 彗翔作 松岡真暢 - 中村菜花群

2024/02/18 (Sun) 10:24:17
おっしゃるように、第二句目の意味が少し分かりにくいですね。

「なかなか」を感動詞と見て「いかにも花が満開だ」の意と捉えたらよいのでしょうか。

「父母」の語も唐突な感じがしますが、「多くの花が(私の)父母に対して微笑むように咲いている」といったイメージでよいのでしょうか……?

記事表示

回文俳句 彗翔作 - 松岡真暢

2024/02/11 (Sun) 12:44:22
玉露も 飲みたる民の もろく良き

ぎよくろも のみたるたみの もろくよき

Re: 回文俳句 彗翔作 - 中村菜花群

2024/02/12 (Mon) 05:57:29
「もろく」の語がポイントですね!
「民」が涙もろい、という意味に加えて、「玉露」の味が非常に繊細である、という意味も込められているのだろうと感じました。
人情味と茶葉の旨味が、程好く溶け合った句だと思います。